どーん!

今すぐこの殻やぶりたいジャニオタ

オタクがダメ男と付き合って別れるまでの話❶

 始めに、今回の記事はまったくジャニーズとは関係ありませんのでご了承下さい。


 昨年、半年ほど所謂ダメ男なるものと付き合っていた。その間に私自身かなり苦悩した。その結果別れたわけだが、この半年ほどで失ったものは大きい。それと同時にこんな男とは付き合ってはいけない!とひどく反省した。そこで、私のように恋愛において道を踏み外しそうな女子が元の道に戻れますようにという想いを込めて、ここに記そうと思う。

 そして、ダメ男に嵌ってしまった人に言いたい。恋は盲目!自分を見失ってはいけない。付き合う相手に何か少しでも違和感や不信感を抱いているならすぐに別れましょう。


 前置きとして、ここにでてくるダメ男の定義を説明しなければならい。

ダメ男の定義
①甘えん坊気質
②有言不実行
③お金の管理が究極にできない
④暇な時にすることはタバコ・パチンコ・睡眠(これらのことをすることを否定している訳ではありません。)



【出会い】
 出会いは運命のようだった。
 私は、ノートPCを探していた。何件も回ったが、店員さんに聞いてもどれが良いやらよく分からず、買い損ねていた。そんな時に、ダメ男(これからAとします。)の接客を受ける。話し上手で質問したことにも丁寧に答えてくれる。色々な種類がある中で私の情報を聞いた上で一番いいものを選んでくれた。その間も会話ははずみ、気づけば2時間も彼の接客を受けていた。
今まで散々な接客を受けていたせいか、Aの接客はかなり好印象だった。
 私は、優しい店員さんに会えたこと、楽しい会話ができたことが嬉しく、うきうき気分で帰宅した。

 後日また同じ店に行くと、店の前で仕事終わりのAとばったり出会う。私は顔を覚えることは特技といってもいいほどで、この前の店員であることはすぐに認識できた。Aの方は不特定多数の1人の客だ。覚えていないだろうと思っていたが、違った。すぐに気づき、しかも仕事終わりにも関わらず接客をしてくれたのだ。
そこでもまた会話ははずんだ。Aは自分は今からまた医学部を目指すために勉強中であることや将来のビジョンも話してくれた。私は、なんてしっかりした人なんだ!とさらに好印象を受けた。あれよ、あれよという間に食事に行く運びとなった。


【初めての食事】
 初めての食事は大変楽しかった。会話もはずむ。この会話の中で笑いながら、A「え?おごってくれるの?」私「べつにいいけど・・・」
という会話をしていた。しかし、そこそこするお店でAも遠慮無く飲み食いしていたので、私の中では冗談なのだと思っていた。私もそういうことはよく言うからである。そのような場の雰囲気の会話だと思っていた。
  しかし、現実は本当に私の奢りだった。しかも、会計時には一切払うそぶりは見られなかった。その時の私は、私が社会人でAはフリーターであるから、仕方ないのかな、今日くらいはいいかな、楽しかったし!と思い、全て払った。自分で言うのもなんだが、帰りはいい感じの雰囲気だったと思う。なんなら手ぐらいは繋いだと思う。あまり覚えていないが。
今回は、ここでお開きとなった。

 なぜ、そんなつもりはなかったのに全額奢ったかというと場の良い雰囲気を壊すのが怖かったからだ。当たり前のように奢られようとしているフリーターAに対して、いくらだしてとは言えなかった。金にがめついと思われるのも嫌だったのだ。私は今まで男の人におごることなんて一度もしたことがなかった。しかもほぼ初対面の人に奢るなんて初めての経験だ。初めての経験だからこそ一回くらいいいかという気持ちもあった。そんなこんなで①の甘えん坊気質を存分に発揮してAは美味しいご飯をタダで頂いていった。


ここまででみなさんはどんな印象を持たれたのだろうか。やはり一回目の時点で奢らせる男はダメ男なのだろうか。私はまだこの時点ではダメ男判定をできなかった。会話はすごく楽しいし、さらに将来のビジョンが明確であることがなにより魅力的に思えたからだ。
日常に退屈し、楽しいことを求めていた私にとって絶好の出会いだった。
 

この続きは、書けたら書こうと思います。